×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。



健康保険は交通事故では使えないの?

皆さんは、交通事故では健康保険は使えないと思っていませんか?
私の知ってる人の中にも交通事故で健康保険は使えないと思っている人が結構います。
また、病院のなかには健康保険は使えないと言っている所もあります。
しかし、実際は交通事故でも健康保険は使えますし、健康保険を使うか自由診療にする
かの選択権は、健康保険の被保険者である被害者本人にあるのです。
ただし、業務中・通勤途中の交通事故であれば労災保険を使うことになります。

病院が健康保険は使えないから、自由診療にすると言っても従う必要はありません。
旧厚生省も交通事故で健康保険が使えるということを次のような通達で言っています。
「自動車による保険事故については、保険給付が行われないとの誤解が被保険者の一
部にあるようであるが、いうまでもなく、自動車による保険事故も一般の保険事故と何ら
変わりなく、保険給付の対象となるものであるので、この点について誤解のないよう住
民、医療機関等に周知を図るとともに、保険者が被保険者に対して十分理解させるよう
指導されたい。」(昭和43年通達106号抜粋)。

特に、自分の側にも過失があるような場合は、必ず健康保険を使ってください。
自由診療で治療を受けると、あとで高額な治療費を自己負担しなければならないことに
なってくる場合があります。

実は、健康保険を使った治療の場合、治療費の基準となる医療点数の単価は、1点あ
たりどこの病院でも10円と決まっています。ところが、自由診療の場合は、1点あたり20
〜25円。つまり、健康保険の約2〜2、5倍なのです。
たとえば、医療点数が10万点になった場合、健康保険を使えば治療費は100万円です
が、自由診療の場合は200〜250万円となってしまいます。
これでは、病院が儲かるだけです。

このように、病院は治療費を高く取れるし、医療費の請求のときに、関係機関の厳しい
チェックを受けずに済む自由診療をやりたがるのです。
病院が交通事故では健康保険等は使えないと言う場合は、「健康保険が使えないという
法律根拠は何ですか」と言ってみて下さい。
病院は健康保険診療を拒否する法的根拠がないので答えられません、あなたは自信を
持って病院に健康保険証を提示し、健康保険による診療を主張して下さい。
それでも病院が拒否する場合は、病院を監督する都道府県の社会保険事務局や担当
課に指導監督するよう申し出て下さい。
もっとも、ここまでごねる病院ならロクなことないです、あっさり転院することでしょう。

もちろん、追突事故のように、被害者に過失がまったくない場合で、加害者が治療費を
全額負担してくれることがはっきりしている場合は心配いりませんが、被害者に過失が
あるときや単独事故の場合は治療費が大変な負担となってきますので健康保険を使う
べきなのです。

また、加害者が任意保険に未加入で、資力(支払能力)もない場合にも健康保険による
診療にしておくべきです。
というのは、自賠責保険はケガの場合120万円が限度額なので、ケガの程度によって
は、あっという間に治療費だけで限度額に達してしまいます。
そうすると、もらえるはずの休業損害や慰謝料がもらえなくなってしまいます。

もし、自由診療でなければ受けられない特別の治療が必要なときは(めったにないです
が)、その部分だけ自由診療でお願いすれば良いのです。
皆さん、くれぐれも病院の言うことを鵜呑みにしないで患者の権利を主張しましょう。


お問い合わせ・ご相談・ご依頼はこちらのフォームから

問い合わせ・相談・依頼フォームが苦手の方はこちらから



トップへ
トップへ
戻る
戻る


〒636−0021  奈良県北葛城郡王寺町畠田7−7−2
運営組織 竹田行政書士事務所 代表 行政書士 竹田 仁
TEL 0745‐72‐7061 TEL(直通) 090‐7352‐0559
FAX 020‐4669‐0237 MAIL takeda-11-zin@nifty.com